2016年5月31日火曜日

吸盤の弱点はほこり

 先日、「アマガエルが登れない素材はあるか ? 」との質問をいただきました。
答は、「あると思うが分りません。」とお返事しました。

以前のブログで、「吸盤に細かい粉や細かい砂が付くと登れなくなる。」と書きました。
それが弱点のようですので、その事を参考にすれば登れない素材はありそうです。
私は、薄いビニールを緩く張り、シワになったりヒラヒラさせれば登れないと思いましたが、登れました。

5/12日の事です。
カッコは今まで行った事がない部屋の隅や高い所に行くようになりました。
部屋の隅のスタンドに登り始めました。↓ 

  ここで何時ものガン見。 ↓

その後飼育ケースのビニールに跳び付いたところ、見事に落下。
再び跳び付き落下、また落下の連続、予期せぬ出来事にもうパニックです。
私は直ぐに原因が分ったので捕まえてお風呂の側に放すと直ぐに入りました。
カッコも原因と対処法は分っていたのではないでしょうか。
      いつもと違い隠れています。 ↓

  カッコがお風呂から出た後を見ると、↓ (入る前水はキレイでした。)
 
 跳び付けず落ちた原因はほこりです。沢山付いていました。
 ほこりが吸盤に付くと、吸盤の機能が低下し登れなくなります。画像を見ると吸盤にほこりが付いて入るのが分ります。↓

お風呂から出ると、またスイスイと上り始めました。

 以前ガラス窓を登っていて落ちた事がありました。 見ると、↓

 カッコの後足の後です。窓のほこりが吸盤について落ちたのです。
 
毎日お掃除しましょう。 「はい。」


2016年5月29日日曜日

オタマジャクシとメダカ


現在、ミニ池でオタマジャクシを育てています。
天敵や蚊の発生を防ぐために寒冷紗で覆っていますが、先日水溜りから救出したアカガエルが上陸となったので寒冷紗は少し開けてあります。
   ↓ 救出したアカガエル
 

今後、蚊が産卵する事は避けられないので、その対策としてメダカを放す事にしました。
メダカはボウフラが大好物だそうです。

 ネットの情報では、オタマジャクシが小さいうちはメダカに襲われるが、大きくなれば一緒に飼育しても大丈夫との記事が多くありました。
それでも心配なので、発泡スチロールの箱でメダカを飼い、オタマジャクシが2㎝位になった時に入れて様子を見ました。
 
 オタマジャクシはメダカを恐れる様子は全くなく、またメダカもオタマジャクシの側に行っても興味を持ちませんでした。
それで、ミニ池に5匹のメダカを入れました。オタマジャクシたちは、メダカを全く気にしません。
メダカもオタマジャクシは無視で、ミニ池の中をまるでパトロール隊の様に泳ぎ回っています。
              ↓ 赤丸の中にメダカがいます。
ひとまず安心です。

2016年5月28日土曜日

ガン見がメタボに

 畑にいるカエルは、皆痩せています。
先日ミニ池にいたカエル君(オス)、ガリガリで可哀そうです。↓

アオムシを捕って目の前におきましたが、食べずに逃げてしまいました。


なぜカッコをメタボにさせてしまったか。
 それはカッコの「ガン見」です。
カッコは餌が欲しい時は私をジッーと1時間でも2時間でも見つめ(ガン見)続けます。
その粘り強い事。
夜お腹が空くと、まず居場所の高い所から私をガン見し始めます。↓


1~2時間位ガン見すると私の側に下りて来て虫を2~3匹食べます。 私は、2~3匹与えると少し時間を空けるために、カッコから離れます。するとお腹が良い時は、ハウスに帰るか居眠りをしますが、まだ欲しい時はいったん私から離れて再びガン見が始まります。
↓こんな所に隠れて↓
不安定な姿勢でもガン見。↓
 
 ↓ある時はハウスの入口、薄いビニールに直角にいるから疲れます。

疲れると向きを換えますが、顔は私の方を向けてガン見。
かなり首を曲げていますから、首や肩も凝るでしょう。↓
この愛くるしい「ガン見」に負けて、メタボにさせてしまいました。

 5/30 追記 カッコの思い出
1月12日 お腹いっぱいになり飼育ケースに戻ろうとしていたのに、炬燵にいた私を見て、
炬燵の上に来ました。
 
炬燵で書き物をしていた側にあった電子辞書の下に潜り込みました。

ここで何時までも寝ていて困りました。
 

2016年5月27日金曜日

ヒキガエルのオタマ 2

4/15 町民の森の水溜りにヒキガエルが産卵してありました。 (4/15 ブログ)
5/5   オタマジャクシとなり、ものすごい数で、ウヨウヨと泳いでいました。(5/5ブログ)
5/15 日 成長していましたが、数はずい分減りました。
前回は水溜りの底の土はオタマで見えませんでしたが、かなり見えています。↓

5/27 今日、産卵から43日目となったのでそろそろ上陸しているかと、見に行くと ↓
 
 前回見た時から、12日経過していますが、オタマの大きさも、数もあまり変わらないように見えました。あまり大きくならないのは、水が冷たいか餌がないからでしょう。
      画像の拡大率は3枚とも違いますので、形のみ参考にしてください。
 まだ上から見ただけでは後足は分りません。少し膨らんでいるようには見えました。

餌がないようなので持っていけば良かったと思います。
餌を与えに行きたいですが、ここは1070mある山中、大変な悪路の林道を来なくてはなりません。
私は恐くて運転できないし、安全な道から歩けば往復2時間ですが、一人では熊が恐くて来れません。
今までは夫にお願いして軽トラックで来ています。

2016年5月26日木曜日

水溜りのオタマ 6匹に

 昨日の続きです。
水溜りに産卵されたオタマジャクシたち、様々な災難に遭いながらも、昨日まで約30匹位残っていました。

今日(26)水と餌を持って行くと、 ↓
 
大型トラックのわだちが複数あり、見るも無残な状態になっていました。
すれ違いのためと思いますが、手前で待てばここを通らなくても、行けるのに。
石で囲い、草が浮かんでいてただの水溜りでない事は分ったと思いますが・・・。、

少し泥状態の所が残っていましたが、オタマの姿は見えません。それでもと網ですくって見ると、
6匹だけ生き残っていました。
連れてきました。 ↓
オタマジャクシは、田んぼでは違う種や大きさの違うオタマも一緒にいます。
我がミニ池は狭いので、お互いにストレスになってはいけないのて゜、連れて来たアカガエルのオタマを小さい容器に入れてからミニ池に入れました。変態中のオタマもいますので、草を入れてあります。↓
 
 ヤマアカガエルもオタマは可愛いです。 ↓
昨日のコメントで、両性類の減少について、ネットの情報を紹介して下さっています。
科学技術の進歩、便利さを追求する世の中になっています。
自然や野生の生き物にも目を向けるゆとりが欲しいものです。

2016年5月25日水曜日

助かったオタマ

5/1 道路脇の水溜りにオタマジャクシがいました。 ( 5/1日ブログ参照)
5/12 その水溜りは工事車両の通路となり、多くの犠牲が出た様子でした。(5/12ブログ参照)

最近の晴天で水不足ではないかと心配になり、昨日14時頃見に行きました。
大変です。もう水はほとんどありません。 ↓
 
ほんの少しの水に集まっています。 ↓ 
「ああー もうダメかも。」 ↓
 とりあえず、急いで棒で残っている水をかき集めましたが泥にしかなりません。
それでも、死んでいると思われるオタマ(↑)も拾ってこの泥に入れました。
 そして、家(約1000歩)に道具を持ちに走り、近くの川から水を汲んできました。
  (走った記憶もなくなっているお婆さんが、必死でヨタヨタしながら走りました。)
 あの死んでいるように見えたオタマも泳ぎ出しました。↓
今朝(5/25)  見に行きました。 絵本「てぶくろ」のようです。↓
 
前足が片方出ているオタマがいました。ヤマアカガエルでしょうか。 ↓
 
 水を足して、餌や隠れ場所用に草を入れて、車が入らないように石をおきました。↓
 初めてオタマを見た時からずい分減ってしまいました。
これからは上陸するまで見守りたいと思います。

2016年5月24日火曜日

オタマの甘いもの嗜好は?

5/19日「ミニ池のオタマジャクシ」のコメントで 「オタマは甘い物に反応するか。?」
と言うご質問をいただきました。

早速試しました。
食材が違うと砂糖を好むか食材を好んだかが分らないので、元になる食材は同じ団子(米粉100%)にして、砂糖を混ぜた団子と味なしの団子で比べました。

結果
砂糖入りも、砂糖なしも同じように2~3匹が少しかじっただけで、ほとんどのオタマは反応しませんでした。 砂糖は直ぐに水に溶けてしまうので、時間が経過すればこの実験は無意味になります。
これは、入れて5分以内の画像です。↓
団子の上にいるオタマも食べているのではありません。上にいるだけです。
30分過ぎても、その後も食べていませんでした。
やはり一番人気は、枯草の付着物です。↓
この枯草も入れてから数日たたないとこのようには群がりません。
試しにイチゴを入れましたが、やはり2~3匹が少しかじっただけでした。
昨夜煮干しも入れましたが、食べていません。

ご質問の甘いものの反応は、今回はありませんでしたが、全く拒否でもないようです。
環境や空腹などや実験方法が変ればまた違った結果になるかも知れません。
今回だけでは結論は出せないと思います。

2016年5月22日日曜日

カッコはメタボだった

カッコの思い出です。

5/19日 畑で体長と年齢がカッコと同じくらいのアマガエルを見ました。
 今までカッコばかりを見ていましたので、あまり気になりませんでしたが、比べて見るとカッコはメタボでした。
メタボかは、頭の大きさに比べてお腹の大きさを見ると分ります。
この時のカッコは昼間ですから吸水後ではありません。↓

 カッコは 横から見てもお腹がたるんでいます。↓
 
 畑のカエルはたるんでいません。

 カッコは一日4~5匹食べていました。やはり食べ過ぎでした。

2016年5月21日土曜日

現在のプール

 昨年までアマガエルが繁殖に利用していたプールですが、今年は蚊の繁殖対策(ボウフラ)として、沢山の鯉を放しました。
その結果、アマガエルは来なくなりました。

4/17.22.23日と一匹づついただけで、それから何日も観察に行きましたが、一匹も見ません。
アマガエルは、合唱が聞こえないので、異変や危険を感じて近くまで来て、他の場所に行ってしまうのだと推測しています。

それで、近くの(直線で100メート目位) 田んぼに、昨年名前を付けたカエルがいないか、観察に行きました。しかし、その田んぼは石垣に囲まれ観察できない上、カエルたちは田んぼの中で鳴いているので、個体識別はできず分りませんでした。

今日もプールに行って見ました。
水面に数えられるほど少しのアメンボがいただけで静かです。 ↓

そして、プールの内壁も藻がついているだけで、目に見える生物は見当たりません。↓
昨年は、無数のカゲロウや↓ ヤゴがいました。

鯉の捕食はすごいです。

2016年5月20日金曜日

ミニ池で生まれた仔 ?

畑のミニ池で5/9日に産卵があってから、合唱はなくなりカエルも来なくなっていました。
それで、蚊の産卵防止に寒冷紗で覆っていました。

もし、昨年ここで生まれたアマガエルが吸水に来たら困るだろうと、発泡スチロールに水は入れて置きました。
今夜20時30分に行って見ると、小さなアマガエルが2匹寒冷紗の上にいました。
 
 とても小さいのでここで生まれたカエルだと思います。

もう一匹、このカエルも小さく痩せています。 ↓

 この畑にいたのか、何処かに分散していて、生まれたミニ池に戻って来てくれたのか分りませんが、嬉しいです。

中に入りたいといけないので、寒冷紗を少し開けておきましたが、蚊が産卵すると困ります。

2016年5月19日木曜日

ミニ池のオタマジャクシ

 5月9日 畑のミニ池(人工水溜り) でカップルが見られました。

しかし、探しても卵は数個しか見つかりません。不思議に思っていましたが、5日ほどして小さなオタマジャクシが沢山いました。
メスは普通サイズでしたが、オスはとても小さく昨年生まれの様でしたので、心配していましたが大丈夫でした。

産卵から10日経ちました。沢山のオタマジャクシが元気に泳いでいます。大きさは10mm位で順調に育っています。 ブルーシートの縁にいる黒く見えるのがオタマジャクシです。
 目が離れていますから、アマガエルに間違いありません。
今年は、田んぼに近づけるために稲を植えて、枯葉や水草も入れてあります。 
温度調節・天敵(ヘビ、カラス、その他の昆虫、)や蚊の産卵を防ぐために、寒冷紗でしっかり覆いました。

昨年のミニ池の問題点を改善して、より快適で元気なカエルになってもらえるようにします。