2016年4月30日土曜日

お風呂のこだわり

 飼育中のカッコちゃんは、お風呂はこだわりがあります。

お風呂は、カエルハウスの床下と他にも予備として置いてありますが、部屋に来てから6ヶ月間ハウス以外のお風呂に入ったのを見た事はありませし、入った様子はありません。入れば水に埃が浮かんでいるので分ります。
それで、ハウスの横にも置いてみましたが、入りません。 お風呂へのアクセスは、右からハウスに入るのですが、右側のお風呂は素通りしてハウスのお風呂に行きます。↓
昼間眠る場所は少しづつ換わったりして、同じ所でなくても良いようですが、お風呂だけはハウスの中と決めているようです。

お風呂に入る時間は、4月中までは必ず食後でしたが、最近室温が約23℃以上になった頃から
食前に入る事が多くなり、食後にも再び入ります。実験のため餌がなかなかもらえないと、気分転換にお風呂に入り、また餌をもらいに来たりもします。

お風呂の入り方も決まっていてこだわりがあります。
初めは体は伏せの姿勢でいます。 たまに手を頭の後~目~口へと拭うように動かし洗います。
動画に撮りたいのですが、チャンスを逃してばかりです。↓

暫らくすると、お風呂の縁に手を掛けてとても気持ち良さそうな表情になります。↓
 
 暫らくしてからこのように手を掛け下腹部だけ水に入るようにするのは、吸水量を調節しているかも知れませんし、初めは警戒して安全確認をしてからこの姿勢になるのかも知れません。

そして、ご飯前の時は、お風呂の縁に上がって暫らく私をジッと観察しています。
 食事前は、餌がもらえそうか観察しているのだと思います。↓
食後は、カエルハウスでのんびり過ごし居場所に行きます。
 
この入り方のパターンは毎回同じです。

2016年4月29日金曜日

餌について

アマガエルの餌について注意事項を、コメントで教えて下さいました。
詳しくは、4月27日 「色覚テスト 2 」のコメント覧をご覧ください。

コメント抜粋  
アリはハチの仲間でして、蟻酸などの毒を持っている種も多く、それらの毒がアマガエルの肝臓で無毒化できるのか分かっていません。

他に顎が丈夫な虫であれば消化器を傷をつける可能性は高く、甲虫の類は消化に負担をかける、サイズが大きな虫であれば物理的に心臓に負担をかける(圧迫する)、などなどいろんなリスクがあります。

ちなみに、ペットショップで販売されているミルワームは、内臓を突き破る可能性が指摘されており、危険です。

2015年9月27日 「食事メニューと量」のコメント覧にも注意事項は書かれています。
以前のコメントを見るには、画面右の一番下に表示されているアーカイブをクリックして、9月を選択するとご覧いただけます。

私も、昨年ハサミムシの様な虫に口元を咬まれ取れないでいるコマちゃんを助けました。↓
吞みこんでから内臓を咬まれたら大変です。


 また、イエコオロギのネットショップでも、大きな虫は良くないと書いてありました。
私は、4mmSSサイズの位の大きさで硬くない虫、鋭い顎などない虫、小さなイモムシやハエなどを選んでいます。 またいろいろな種類の虫をあげる事も大切のようです。イエコオロギばかり与える時は、カルシウム不足に注意しています。

Tさんありがとうございました。

2016年4月28日木曜日

ミニ池で鳴く

2014年15年と、畑のミニ池でオタマジャクシを育て変態して分散して行きました。
アマガエルは生まれた繁殖地に戻る習性がありますので、今年は4月初めよりミニ池を作り戻って来るのを待っています。↓
 
 4月22日とても小さなカエルが二匹いましたが、鳴かずに21時にはいませんでした。
多分ここで育ったカエルと思いますが、繁殖目的かただ吸水に来ていたのかは分りません。

 
 24日と26日も一匹づついましたが、鳴いてはいません。

 そして、昨夜27日一匹のカエルが鳴いていました。
昨夜留守をしていて、20時帰宅すると鳴いていました。この仔もとても小さく、数回鳴いては休み、少し鳴いては休みとまだまだのようです。
一匹では鳴かないと思っていましたが、鳴く事もあると分りました。21時50分まで鳴き後は聞こえませんでした。
 
 この鳴き声は、ミニ池から20mくらいの私の部屋にもしっかり聞こえました。
カッコちやんは、いつもなら飼育ケースの外に餌をもらいに出て来るのに、ケース内の床でジッとしていて動きません。
カエルの声を聞いてなにか感じているのでしょうか。外に行こうとするのではないかと心配になりました。
そして、鳴き声が聞こえなくなった22時、ふと気が付くと私の側にきていました。

鳴き声が聞こえれば出て行かも知れないと覚悟しています。 ↓

2016年4月27日水曜日

色覚テスト 2

昨日の続き
カッコちゃんは色を見分ける事が出来るか、実験しています。
以前、緑のコップと赤のコップを見分ける事が出来るかテストしましたが、途中でテスト拒否で分りませんでした。

16日から広い場所で餌をとる練習のため、ピンクの衣装ケースの中で虫を食べています。
この衣装ケースに虫がいる事は一度で覚え、それから6日間自分からピンクの衣装ケースに入り虫を食べていました。
完全にピンクの衣装ケースを覚えたので、クリーム色の衣装ケースと見分ける事が出来るかの実験です。
アマガエルは匂いや気配に敏感なので、同じように虫を入れて置きます。↓
 
カッコちゃんの前に二つを置き、どちらに行くか見ます。
 
結果
一回目  二つをジッと見て真ん中でウロウロと迷っていましたが、最後は後で撮影している私の側に来てしまいました。 昨日のブログと同じです。
二回目   迷っていましたがピンクを選び、棒を上り始めました。
      
       途中で振り返って、私を見たりしていましたが、中に入り虫を食べました。
    
 三回目 ピンクとクリームの場所は、置き換えました。 
さんざん迷って、クリーム色に上り始め、途中でとなりのピンクを見たり、↓
 
 振り返って私を見たり 、一度下りたりと迷っている様子でした。
 
 最後は上まで上りましたが、この中では虫はあげません。ピンクが虫と覚えてもらうためです。
     「 虫はいなかったよ。」

私が虫の容器を持つと、直ぐに側にやって来ます。
 
四回目  実験が嫌なのかケースには興味を示さず、下りてくれません。↓  
  
少し近づいても、ケースには興味なく、私の方ばかり気になります。

 虫は私からもらえばいいと思ってしまいました。
結局色覚の実験は失敗しました。 ピンクとクリーム色の区別は難しいと思います。

しかし、分らない場合はなかなか行動しない。「私からもらう方が楽。」と学習した事は知能が高いのだと思います。

2016年4月26日火曜日

色覚・警告色

 カッコちゃんは、容器の形を覚え、認識する事ができます。(2/23のブログ)

では、色を見分ける事はできるでしょうか。
警告色(警戒色)に赤はあるでしょうか。

実験
まず、緑のコップ2つ 緑A(虫いり) 緑B(虫なし、匂いもなし) と赤いコップ1つ用意します。
緑のコップAに虫を入れると、すぐに側に行きますので虫を与え、緑に虫がいると覚えさせます。↓
 
 次に、緑B(虫もいない、匂いもなし) と赤と並べてどちらに興味を示すか見ます。
 
 カッコちゃんは、ほぼ同じに興味を持ちましたが、虫がいる時ほどは近づきません。

                「いるかなぁ」 ↓ 
「こっちもいないなぁ。」  ↓

結果 
緑も赤も同じように興味を持った。 これだけでは色を認識していないとは言えない。
赤も近づいたので、赤は警戒色ではない可能性が出た。

このテストを再び繰り返すと、遠くから見ただけで近づこうとしなくなりました。
そして3回目、遠くから少し見ただけで、後で撮影している私の方に来ました。

近くに来てこのような可愛い瞳で見られると、虫をあげない訳には行きません。
それが、失敗でした。 
苦労して虫を捕るより、私からもらうのが楽と学習してしまいました。

昨年デッキでいたサンちゃんもそうでした。

2016年4月24日日曜日

エムちゃん帰宅

今日、昨年家の北側のコンテナで過ごしていたエムちゃんが、帰って来ました。
 昨年と同じコンテナにいました。↓
↓右画像は昨年9月16日のエムちゃんで、背中の模様から確実です。
 
 エムちゃんは雌雄は分りません。昨年推定1歳でしたから、6月で2歳になります。
確認した滞在期間は58日でした。(これより長い可能性あり)

冬眠から覚めて、寒いうちは植物の根元や枯れ草の中で過ごし、暖かくなったので居場所に戻り、そして 田んぼに行くのでしょう。居場所に戻らなくて直接田んぼに行くカエルもいると思います。

 デッキのカエルハウスは準備してあります。

2016年4月23日土曜日

カッコ行動範囲広がる

 部屋で放し飼いのカッコちゃんは、3月までは飼育ケースから離れる事はなく、連れだしても直ぐに戻ってしまいました。昼間も必ずつい立にいました。

4月中頃より、衣装ケースの中で餌を捕るようにして、衣装ケースの位置は徐々に飼育ケースから離すようにしました。

最近になり、行動範囲が広がり、虫を食べた後は部屋の中をウロウロして、部屋の隅のストーブなどに遊びに行くようになりました。
ストーブからジッと私を見ています。 ↓ 初めての所に来たので、私の様子を窺っているようで  す。 消灯して私が布団に入ると、飼育ケースに戻りお風呂に入ります。
 
窓にも散歩に行くようになりました。↓ 一度窓ガラスで滑って落ちてから、木枠を上ります。
 
カーテンレールに乗って上から目線で私を見ています。  ドヤ顔 ↓
        カッコ 「うるさいお婆さん ここまでは来ないからな。フフフ 」
 ここは遮光カーテンの上です。高い所が好きですね。
 少し運動するようになりほっとしています。

2016年4月22日金曜日

合唱始まるもプールはなし

 今日は夕方16時頃より、アマガエルの鳴き声が良く聞こえました。
19:30頃になると、田んぼからアマガエルの合唱が聞こえてきました。
でも、近くの田んぼにはまだ水が入っていません。不思議に思って見に行くと、水のない田んぼで鳴いているのです。水のない田んぼで鳴くのは初めて経験しました。
         水がないのにここで鳴いていました。↓

20時 プールにも行って見ましたが、一匹いただけで鳴いてはいませんでした。
昨年の今頃はもう合唱が始まっていましたし、水のない田んぼで鳴いているのですから、プールで鳴かないはずはありません。鯉と鮒が沢山いるので、アマガエルたちは、来ても帰ってしまったのでしよう。別の繁殖場に行くのだと思います。
 いたのは、昨年リーダー的で姿も声も美しいカサ君でした。
元気なカサ君に合えたのは、せめてもの慰めでした。

2016年4月21日木曜日

活動はまだ

  19日に草花の根元↓にいたアマガエル3号は、3日間この根元から移動しません。
昨日も夜も今朝もここでジッとしています。
 
 今日は寒いので奥に入り込んでいます。真ん中やや下に前足の指が見えています。↓
 
この花壇の草取りをしていると、デュエラマの根元にもう一匹(4号)いました。
             ↓ 
昨年の遅生まれの様子で小さいです。我が家育ちかも知れないと嬉しくなまりす。 

私の指をメジャー代わりとして、カッコちゃんと比べると、小さい事が分ります。
頭と胴の部分とを比較すると、痩せている事が分ります。 
 
 アマガエルは冬眠から覚めても、寒いとこのような草などの根元で動かずに、寒さを凌いでいるようです。

2016年4月20日水曜日

不透明と半透明容器の違い

 飼育中のカッコちゃんに、以前は半透明のタッパーに虫を入れて、中に入って餌を捕る事が出来るか実験しました。 初めの数日は、外から食べようとしても、中に入って食べる事ができませんでした。↓

 その後中に入る事を学習しましたが、暫らくしないと忘れて、中に入るまで時間がかかる時もありました。お腹が空いていれば、時間さえかければ、中に入って食べられました。

 16日から広い場所で餌を捕る練習として、不透明な衣装ケースに虫を入れて食べるようにしています。 
一日目は高い所から虫を見たので跳び込み食べました。
二日目は、衣装ケースに虫がいる事を覚えていて、中の虫が見えなくても入り食べました。
カッコちゃんは飼育ケースから離れないので、運動のため衣装ケースは徐々に離しましたが、
                 飼育ケースから1.2m離しておく ↓
 全く迷う事なく、中に入ります。 ↓ (中の虫は見えません)
今日は場所を換えてさらに遠くに置きましたが、まっすぐにケースに行きました。
不透明なケースの場合は、中に虫がいる事と、どのようにしたら中に入れるか、一回で完全に学習しました。
半透明なケースは、虫が見えてしまうので、混乱してしまう事が分りました。

2016年4月19日火曜日

プール繁殖絶望

 今夜も20時プールに行きました。 温度は11℃だったのでいないと思っていましたが、桜の花びらがなくなった水面を見て、その静けさに、ぞっとしました。
昨年あんなにいたマツモムシもミズスマシも一匹もいません。壁に貼りついていたカゲロウもいないのです。

そして、水底に怪しい影 ↓

10㎝もある鯉か鮒が泳いでいました。 数は分かりません。
小さなオタマジャクシは食べられてしまうでしょう。
その前に、産卵もしないかも知れないし、合唱もしない可能性もあります。

以前からプールでの蚊の発生は問題になり、天敵の鮒を放そうとの意見は出ていました。

蚊の発生防止のためなら仕方ありません。

それでも、また一つアマガエルの繁殖場が消えると思うと残念でなりません。

まだ草や枯葉の中

今日花壇の草取りをしていると、シラーの根元の枯葉が少し動きました。 ↓
 
 中をそっと覗くと、茶色のアマガエルの背中が見えました。3号です。↓
 
 枯葉を除いても、まだ眠そうで動こうともしません。
そっと枯葉を元通りに被せておきました。
今朝はまだ3℃で寒いです。冬眠から覚めてもまだこのような草や枯葉の中に居るようです。

他にもう一匹薄い緑色のカエル(2号)もいましたが、写真は撮れませんでした。
今年になり畑で3匹確認しました。