2015年9月30日水曜日

アマガエルも楽を選ぶ

9/21日より、玄関近くに餌をもらいに来るようになったサンちゃん。


サンちゃんは、7月頃はデッキのカエルハウスで過ごし、その後、コニファ―へ引っ越しました。
 
 そして餌をもらうようになり、近くの鉢植えのポインセチアに引っ越してきました。↓
 23日と24日 ↓
 25日も↓ 人間なら勤め先の直ぐ側に、引っ越したようなものです。
カエルも、楽をする事を選ぶようです。それと、移動すれば危険が多くなる事、消費カロリーも多くなるので無駄は避けるために、近場に引っ越したのでしょう。
大人のカエルは高い場所を選ぶので、この考えと違う事になりますが、安全のためなら頑張るのだと思います。
折角引っ越したのですが、これでは運動不足になりますので、26日は、ポインセチアは片付けました。
仕方なく大きなお腹で前にいたコニファーに戻りました。↓
でも考えて見たら、カエルは成長すると壁側に移動します。もしそれで移動したなら、可哀そうな事をしたと、またポインセチアを戻したところ、再び壁前のポインセチアに引っ越してきました。↓
運動は、また別の方法を考えます。

2015年9月29日火曜日

ガン見比べ

 昨日の続き、サンちゃんの事です。

26日、いつもの所で待っていましたが、虫をあげないでいると、離れた虫入れの側に来ました。
自然に虫が来るのでなく、私からもらう事を理解していました。

27日、今度は、虫入れの容器でなく、私と餌の関係を理解しているか、試す事にしました。
餌なしで、 私に近づいて来れば、私と餌の関係も理解している事になります。
 
〇まず私の代わりに人形で試しました。
ヒキガエルは臭いで自分の生まれた池に帰るそうです。そう考えると、アマガエルも嗅覚はあると思い、私が一日着ていた服を着せました。大きさもほぼ同じです。
餌の容器は知っているので、遠くに隠しました。
人形はいつも餌を与える所から少し離して置きました。↓

夜になると、いつものようにやって来ましたが、人形は全く無視です。

20分すると、すぐ側のお風呂に入りに行ってしまいました。
 
結果 
人形には、私の臭いがしても、興味を示さない。
人形は動かないので、物と認識したと思います。 騙されませんでした。

19:20になりお風呂から上がって、またいつもの場所にいました。↓ 
〇今度は、私が人形を置いた場所に座りました。
 私の近くに来れば、私からもらうと理解している事になります。
私が座ってから2分後、私に気付き、私の方に向きを換えて見ました。
そして、姿勢は低くしてジッと見つめられました。
まるで、ライオンが獲物を狙う姿勢です。このような姿勢は、相手を威嚇や牽制する時や獲物を狙う時に見られます。(何回も観察しています。) 
少し、ゾッとするほど鋭い視線でした。↓
そして、身を乗り出しやや下の方もジッと見ていました。餌入れを探していたのかも知れません。
これこそ「ガン見」です。
サンちゃんから私を見た方向です。 ↓
私も負けずに「こっちに来たら虫あげるよ」と「ガン見」比べになりました。
熱いガン見合戦は、50分に及びました。
そしてついに、サンちゃんが下におりました。
そして、私を無視、よそを見て動きません。
根負けして、側に行き餌をあげました。
ピンセットを見ると、跳び付き、餌を食べてもピンセットにしがみついたままでした。

この後は、落ち着いて餌を食べ、私の手の上で満足そうにしていました。

感想
今までこのような姿勢で、「ガン見」されたことはありません。
いつも私を見る目は穏やかで、餌を待つ時もゆったりと待っています。
 (昨日のブログ、待つ時の画像を思い出して下さい。)

私に強い関心をしめした事は事実です。
しかし、なぜ虫をもらいに来なかったり、その後は無視をしたのでしようか。?

2015年9月28日月曜日

人の行動を理解する その2

9/22 「 人の行動を理解する」 の続きです。 (初めての方は、先に22日のブログをご覧ください)

9/21 サンちゃんは、私が餌を準備していると、それを理解して側にもらいに来ました。
私の行動を理解していたのです。

9/22 また餌をもらおうと、同じ所で待っていました。 アマガエルは、一度で覚えます。↓
 (ただし、今のところ次の日も来るのは、デッキの馴れたカエルのみで、接触が少ないカエルは来   ません。 症例が少ないので、確実とは言えませんが、これから試してみます。)


これが普通に待つ姿勢です。覚えて置いて下さい。(明日のブログまで) ↓ 

 23日も ↓
 
24日も。 だんだん来るのが早くなりました。 ↓
まだ早いので、見ていると、待ち切れない様子でウロウロし始めました。
下に下りたり、「早く欲しいなぁー」
25日もまだ明るいのに来ました。普通は暗くなるまで動きません。
カエルたちは、「デッキ内は安全区域」と認識しているようです。 ↓

本題に入ります。
私は、21日の虫を準備している所に来たのは、「人の行動を理解した。」と確信しましたが、「偶然に来た」と言う可能性は、絶対ないとは言えないと思います。
それで、試してみる事にしました。

26日 サンちゃんは、いつもの所で待っていました。
私は、いつもより遠くで、虫の準備をして、道具も遠くに置いて、家に入りました。
コップは空です。タッパーは半透明で中の虫は見えません。夜なのでシジミチョウも静かで、虫の気配はないはずです。近くに来れば、虫の容器を覚えていて、理解している事になります。

この実験は、上手くいくとは思いませんでした。
なぜなら、サンちゃんは、いつもの場所で5日連続で虫をもらっています。
「そこにいれば、もらえる。」と思いこんでいるはずです。
40何分後、行って見ると、 ↓
道具の側で待っていました。 ↓
懐中電灯に釣られてきたのなら、その前にいるはずです。虫が見えたなら、虫を見ているはずです。偶然でもありません。
飼育しているカエルは、餌の容器や気配で餌がもらえると、覚えるようです。
9/21日は、餌の容器は知らないはずなのに、側に来たので、行動を理解したのだと思います。

 そしてこの日、大きなハエをもらうと、直ぐに居場所に帰って行きました。
アマガエルは、「人の行動を理解すると」と確信しました。
 (ただし全ての事を理解できるはずはありません。アマガエルと関係する極一部に限られます。)

明日のブログは、サンちゃんと「ガン見比べ」です。

2015年9月27日日曜日

食事メニューと量

痩せた1~3ヶ月の幼いアマガエルに、餌を援助するようにしましたが、餌の量が分かりません。
与えるといくらでも食べますが、それでは良くないと思います。

それで、コメントに投稿して下さるSさんは、アマガエルを飼育し冬眠も成功しているので、餌の量を教えていただくことにしました。

詳しくは、9/23 「フクちんの問題」 9/26 「シコナ 鷹の山」のコメント覧をご覧ください。

教えていただいた内容を簡単にまとめると、
 〇基本は、一日一匹だが、おかわりする事もある。
  大人のカエルと育ち盛りは違うので、育ち盛りはある程度与えて大丈夫。
 〇食べるだけ食べる事もあるが、お腹いっぱいになると食べない。
 〇痩せてくれば多く与え、量を調節する。
 〇冬眠前は、ハエを多く与える。
 〇同じ物を与え続けたり、大量に食べると突然死する事もあるらしい。
 〇餌がなくて与えられない日はあっても餓死はしない。

Sさん 大変参考になりました。ありがとうございました。

虫一匹と言っても、大小さまざまですし、虫によりカロリーや栄養素も違うと思います。
今回私の対象となっているカエルは、育ち盛りで、大きな虫は食べられないので、大きな虫なら、
一日1~2匹  小さい虫なら、大きな虫に換算して3~5匹を与える事にしました。
そして、太り方を見て調節していきたいと思います。

アマガエルも、食事は偏るのではなく、色々な種類を食べた方が良いそうです。

やってはいけない虫は、
蟻・蜂など刺す虫・毒の虫・オオキベリゴミムシの幼虫・鋭い顎で噛み付く虫、などと思います。
これは私の知識でまだあるかもしれません。毒のある虫は調べ中です。

アマガエルの好みもあると思いますが、今は良く分りません。
ただ、テントウムシなどの甲虫類の虫や、ヒシバッタのように硬い虫は出してしまいます。
好みは、個体差もあり、タカはヨコバイは出しますが、サンは食べました。

食事のメニューは主に
オンブバッタ・ベッコウシリアゲ・ハエ・シジミチョウ・蛾
ワラジムシ・ヨコバイ・蜘蛛・ヒシバッタ・ウンカ ・イモムシ(毛虫は止めます。)
   赤の×印は刺すといけないので止めました。

オンブバッタは大きいのでお腹の柔らかな部分のみとし、ヒシバッタも足と羽は固いので切っています。タカとサンは、ピンセットなので料理(切る)しても食べます。
ライトは、自分で食べるので生きていないと食べません。多くは逃げられるので1~2匹しか食べられません。

今日は、3匹とも図々しくなっていました。
サンちゃん、 いつもの所で、少し待って いましたが、行かないでいるとお風呂に入りに行ってました。 行けばいつでももらえると思っているらしいです。 ↓
こちらも、のんびりお散歩。この後お風呂に入っていました。
「私を待たせるなんて、ひどいわ。 」
 いつもの近くにいますが、また背中を向けてよそ見です。↓
三匹とも、「忠蛙」の称号は剥奪します。

2015年9月26日土曜日

シコナ 「鷹の山」

雨が続き痩せたカエルは、少し援助をする事にしました。
少しだけ援助し、自分でも捕りに行ってもらう予定でしたが、思いどおりにはなりません。
援助したいフクちゃんは、食べてくれず、自分で食べられるサンちゃんは、頼りっぱなしです。

タカちゃんの事は、9/13日のブログ「安全重視派」で書きました。
8月中より、壁飾りの歯車で過ごしていると書きましたが、以前の写真を見ると、8/5以前からハウスにいた事が分かりました。

お風呂が大好きな仔でした。

 夜は、ほとんどデッキの外灯附近にいました。 ↓
 
デッキから出ないので、虫が来なくなると、痩せてきました。 餌は与えない方針でしたが、少しだけあげる事にしました。 ↓

 9/19  ピンセットから食べてくれたのは、このタカちゃんが初めてでした。

それから毎日、最初に食べた附近で待っています。
待っていれば可愛いので毎日あげるようになりました。

餌はどの位あげて良いか分りません。あげればいくらでも食べます。
シジミチョウ3~4匹、蜘蛛2~3匹位はペロリ。その後も餌をやる所から離れません。

4日経ち22日、大変な事になっていました。  ↓
シコナ(相撲) 「鷹の山」 でデビューできます。

餌の量をコメントで、Sさんから教えていただきました。
次回紹介します。

2015年9月24日木曜日

ライトちゃんスネる

  9/21の ブログ「忠蛙ライト」で、ライトちゃんは、毎日夜になると、同じ場所で私が出て行くのを待っていてくれ「忠犬ハチ公」のよう、と書きました。

9/22日もきちんとお座りして待っていてくれ、餌も食べました。 ↓
9/23も待っていてくれましたが、私に背中を向けています。↓
「ライトちゃん。」と声をかけると、慌てて少し逃げ、デッキの板の隙間から下を見ています。
 「下に、虫はいないかなぁー。」と言う感じで、私の存在が分かっていて無視。
 「あてつけがましい。」 犬がスネているのに似ています。
それなのに暫らくすると、戻って来ましたが、いつものように餌のタッパーに、入ろうとしません。
私は、のんびりと付き合っていられないので、やや強引にタッパーに入れると、直ぐに出て来てしまいました。↓
そして、花壇に下りトウモロコシの葉の上でジッとしています。
自分で虫を捕りに出かける意思は全くありません。 ↓
 
22:36 お腹は空いているはずなのに、虫捕りにも行かずハウスに戻りました。 ↓

9/24 :今朝は、いつものハウスにいなくて、少し離れた所にいました。

そして今夜は、いつもの餌を待つ所に来ませんでした。

2015年9月23日水曜日

フクちゃんの問題

 ゴミムシに噛まれ回復したフクちゃん、自由になってから、3週間ほど行方不明でしたが、17日に裏庭で発見、それから毎日いるようになりました。

しかし、フクちゃんは、裏庭の低い所にいます。
この裏庭にはヘビが来ることがあり、低く見つかりそうな所にいるので、心配でなりません。

 ここに来るのは、シマヘビなので昼間のみ、ネットで覆い隠しています。
ネットで囲う作業は平気ですが、カメラを近づけると、警戒するようになりました。 ↓
 
もう一つの問題は、昨日痩せていた事です。
ヘビがいたので、見つけ易い様に草刈をしました。そのため虫が減り、食べられないのではと心配です。
それで援助しようと、昨日、目の前に虫を持ってくと、急いで遠くに逃げてしまいました。
フクちゃんは、保護している時も、自分で見つけないと食べませんでした。
デリケートで、臆病な性格のようです。

今日は、フクちゃんが出かけるために下におりた時に、虫を見つけ食べられるようにしました。
フクちゃんの両サイドを囲い、下にビニール袋を置き、その中に蜘蛛を3匹入れて置きました。

思いどおり袋の中に下りました。しかし、蜘蛛がジッとしているので、分らない様子で気が付きません。↓

それで、シジミチョウを入れると食べてくれました。
紫色は、蝶の鱗粉です。
今度は蜘蛛に気がついてもらおうと、細い草の茎で蜘蛛を動かすと、蜘蛛に驚いて飛び出して行ってしまいました。
一匹でも食べてくれたので、第一段階は成功です。

2015年9月22日火曜日

人の行動を理解する

 餌捕りが下手なライトちゃんとタカちゃんに、虫をあげています。
9/17 何時ものように、ライトちゃんに虫をあげて、帰ろうとすると、足元でサンちゃんが、その様子をジッと見ていました。
 「ごめんね。虫はもうないの。」

次の日、9/18 ライトちゃんに虫をあげていると、サンちゃんが近くにやって来ました。
もうあげない訳には行きません。
 少し分けてあげましたが、毎日頼って来るようになると困ります。↓
 
その後、ちょっと手荒に 餌箱から追い出しました。 ↓
19日、心配は予想どおり、もう待っていました。↓
少しだけあげました。 ↓
次の日(20)は、見ませんでした。

昨夜(21日)、玄関先で、餌の蛾の羽を切ったり、蜘蛛を分けるなど準備をしていました。
まずタカちゃんにあげ、玄関前に戻り準備、そしてライトちゃんに、またタカちゃんにと、繰り返していました。
  (これは昼間の画像です。虫の準備とライト・タカちゃんがいた場所の位置です。) ↓

すると、いつの間にかサンちゃんが、直ぐ側に来て、蜘蛛を入れていたコップをジッと見つめていました。↓  虫は見えません。 サンちゃんに触れるほど近くで手を動かしても逃げません。 
 手に蛾を持って近づけると、手に乗ってパクリ ↓
 口から羽が出ています。↓  あと2匹食べました。 ↓
ライト、タカちゃんにあげるのを見ていて、自分にはくれないので、準備している所まで来たのです。
 サンちゃんは、写真は撮っていますが、馴れていません。
 それなのに、恐れや躊躇もせず、直ぐに手から食べたのは、私の行動を全て理解していたのです。

恐るべし、あまがえる。

今朝、

 
プクプクになって、お祈り中。